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お知らせ
2025/07/03 |
新執行部会長挨拶掲載 |
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就任のご挨拶
一般社団法人上伊那歯科医師会第13回定時総会(令和7年6月28日)において第39代会長に就任いたしましたのでご挨拶申し上げます。
当会は会員数108名(令和7年6月28日現在)が在籍し、長野県歯科医師会では20郡市に区分されている歯科医師会のうちで4番目に多い会員数を有しております。主に上伊那郡内で開設する歯科診療所や病院に従事するまたは従事していた歯科医師により組織されており歯科医学及び地域における歯科医療・保健に携わる公益団体として活動しています。
活動の一例として当会が運営・管理を行っている上伊那口腔保健センターについてご紹介いたします。このHPにも掲載している上伊那口腔保健センターは、昭和53年5月に住民の皆さまの要望に応える形で行政との協議を行い日曜日の緊急歯科診療所として当初設置されました。昭和56年には歯科保健業務も本格的に始めており、当時から上伊那8市町村からの助成金を補助財源として行政から委託された休日緊急歯科診療所と歯科保健指導事業を中心に、専属の歯科衛生士と共に約46年に渡り継続して活動して参りました。コロナ渦においても一般社団法人として皆さまの口腔環境を整えることが更に重要であるとの共通認識の下に事業を一度も休止することなくコロナ感染症が5類に移行するまで無事にその活動を遂行いたしました。
令和6年度は休日緊急歯科診療所に758名(実日数76日)の来院がありました。また乳幼児の歯科健診後の指導から学校・保育園、介護予防教室、在宅・施設等で成人及び高齢者に至るまでのライフステージにおける歯科保健指導委託事業(535件)に歯科衛生士を754回の派遣をしました。会員および歯科衛生士の協力により県下においても引けを取らない多くの実績があり行政委託事業に高い対応力を誇ると自負しています。
当会の活動における一例をご紹介した理由は、今の時代の流れとして歯科界においても人材確保がとても重要になって参りました。上伊那口腔保健センターでの活動を一つ取っても多くの人材が関わっております。皆さまの心身の健康にとって歯科疾病の予防・治療・管理の大切さは広く周知されつつありこれからも益々求められる中で歯科に従事する意義は大きいと考えます。地域における歯科口腔医療・歯科口腔保健がこれからも皆さまが健康でより充実した人生の一役を担っていくためには継続的にまた持続的に実施する必要があります。より多くの方々が口腔の健康に関心を寄せていただき、また私たちと一緒に携わっていただくことで実現すると考えております。今後とも私たちの活動意義について一層のご理解を願うと共に現行の活動を維持していけるように努力して参ります。
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